トランクルームをより上手に使いこなすヒント

室内型のメリットは、雨風を防ぎ、空調によって快適な環境が保たれていることです。
さらに、ご自身でも対策をするならば、長期間カビを防ぎ良好な状態を保つことができます。
実際にどのような対策ができるかご紹介します。
トランクルーム内の空気の流れを良くする
トランクルームは、フロアの中を仕切って作られたスペースです。
BBOXは空調設備に加え、収納庫のパーテーションには通気口、天井は網掛け仕様なので、空気が流れるように設計されています。
しかし、荷物を置くことで、ある程度空気の流れが滞る可能性があります。
できるだけ空気が流れやすいように収納物の置き方を工夫することで、湿気を防ぐことができます。
例えば、大きな荷物やダンボールを積むときに、すのこ等で下に隙間をつくるとより空気の流れが作りやすいでしょう。
また、小さなものはラックや棚を利用するなら、空気が通りやすく空間も有効に使うことができます。
布製品はケース選びを慎重に

湿気やカビに特に弱いのが衣類や布団などの布製品です。
これらを、手に入りやすく使い勝手の良いダンボールに入れて保管してしまうかもしれませんが、これは厳禁です!
なぜなら、段ボールは保温保湿性が高く、衣類に残った水分が抜けきれずカビの原因になります。
おまけに害虫が住みやすい環境なので、虫食いの原因にもなります。
ですから、布製品はプラスチックの衣装ケース、可能ならふたがロックできるケースがおススメです。
さらに、キャスター付のケースであれば、下に隙間があるので空気を通すことができます。
収納前のひと手間が大切!防虫剤、乾燥剤を入れると効果アップ!
革製品はとりわけカビが生えやすい素材です。
また、動物性や植物性のコットン、ウール、シルク、カシミヤといった繊維は湿気を吸い取りやすい素材です。
ですので、どの繊維の衣類でも、よく乾かして汚れをしっかり落としてから衣装ケースやカバーに入れるようにしましょう。
これが布製品や衣類の収納の基本です。
さらに、ご家庭で衣類を収納する時も、防虫剤や乾燥剤を使うように、トランクルームでの収納も防虫剤や乾燥剤を使うと、より効果が期待できます。
衣装ケースで収納する場合、乾燥剤は下に敷き、防虫剤は上に置くと良いでしょう。
また、革製品やコートなどハンガーにかけて保管する場合、防虫カバーにいれ、空気が通るよう衣類同士をゆとりのある間隔にします。
布団も、乾燥機等でよく乾燥させた後、圧縮袋に入れるなら省スペースでより多くの収納ができるようになります。
ただし、圧縮袋での保管時は、圧縮袋専用の乾燥剤を入れ、防虫剤は臭い移りの原因となるので入れないようにしましょう。
他の荷物の水気にも注意
洗濯機や冷蔵庫など、水を利用する家電は水分が残りやすく、湿気の原因となります。
これらを他の物と一緒に収納する場合は、よく水気を取り除くことが大切です。
他にも、釣り具や、スポーツ用品、アウトドア用品といった海水や雨、泥にさらされるような荷物は、まず洗ってからしっかり乾燥させると良いでしょう。
また、可能ならできるだけカバーやケースを使用して寄せ付けないようにしましょう。
収納庫内の掃除も必要
BBOXでは施設内外の清掃を定期的に行っていますが、利用されている収納庫の中は防犯上清掃ができないため、お客様ご自身で適度に掃除をしていただくことで、ホコリや害虫の対策、換気が可能となり、お荷物をより長く大切に収納することができます。