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タイヤ保管するならどっちがいい?保管サービス VS トランクルーム

外したスタッドレスタイヤ
※本記事にはプロモーションが含まれています。

雪が降る地域で車をお持ちなら、スタッドレスタイヤは必須ですよね。

でも、タイヤは保管場所を確保するのって簡単ではないことも。

特に集合住宅に住んでいて物置がないとなると、ベランダや通路に置くなんてこともあるかもしれませんが、防犯面や安全面を考えると保管場所としては最悪です。

そんな手放せないけど置き場所に困るタイヤですが、最近はオフシーズンにタイヤを保管できるサービスも増えてきています。

その代表といえるのが、タイヤ保管サービスとトランクルーム。

でもどちらが自分に合っているサービスなのか迷ってしまうことも。

そこで、それぞれのサービスの特徴と、どちらがおススメかをご紹介します。

タイヤ収納先候補① タイヤ保管サービス

タイヤ保管サービスの倉庫

まずは、タイヤ収納に特化したサービスである「タイヤ保管サービス」についてご説明します。

どんなサービス?

タイヤ保管サービスとは、タイヤをシーズンオフの期間や、一定の期間預けられるサービスです。

主に、カー用品店やタイヤ専門店、また自動車販売店やガソリンスタンドなど車関係の業種が提供しています。

預かるだけでなく、預り後は洗浄してくれたり、取り出しと同時に取り付けを依頼できたりと、保管以外の部分も併せて依頼できるようになっています。

どんな契約になる?

荷物を預かって保管する「寄託契約」となりますので、預けた後の管理はおまかせになります。

預けたタイヤは、保管に適した倉庫で安全に管理してくれます。

万が一、保管中に盗難や火災による損害があったら補償もあるので安心です。

倉庫の設備や、補償の範囲、プラン内容はお店によって差がありますので事前によく確認しましょう。

どんな料金システム?

ほとんどの場合、タイヤの大きさと預ける期間でプランが分かれています

大きいタイヤほど、また期間が長いほど価格が高くなります。

タイヤ収納先候補② トランクルーム

室内型トランクルームの中

次に、タイヤだけでなく幅広い荷物の収納に特化したサービスである「トランクルーム」についてご説明します。

どんなサービス?

トランクルームとは、荷物の収納を目的としたスペースを借りられるサービスです。

コインロッカーのような小さなサイズから、3帖や6帖といった広いスペースが用意されていて、収納したい荷物によってスペースを選ぶことができます。

タイヤだけなら、おおよそ半畳程度のスペースに横置きで2セット分は収納できます。

どんな契約になる?

「賃貸契約」となりますので、スペースを借りることが目的です。

荷物の出し入れや荷物の管理などは利用者が行います。

万が一、収納中に損害があっても基本的に補償はありません。

どんな料金システム?

スペースの広さで賃料が変わりますので、広いほど価格が高くなります。

そのほかに、初期費用としてかかる事務手数料や、月額の賃料に加えて管理費などがかかる場合もあります。

タイヤを保管するならどっちがいい?

保管サービスvsトランクルーム

タイヤ保管サービスとトランクルームそれぞれのメリットデメリットを含めてご説明します。

環境はどちらがいい?

タイヤ保管サービスは、基本的にお店とは別の場所にある専用の倉庫で保管されます。

その倉庫は、「倉庫業」という国の認可を得ている業者が運営しているもので、温度や湿度管理、高セキュリティ、耐火耐震性能などを備えた倉庫になります。

ですから、タイヤ保管に最適な環境であることは間違いありません。

ただし、倉庫はお店にあるものではないのですぐに取り出すことができないというデメリットがあります。

今日明日でタイヤを交換したい、といった急な依頼には対応することができません。

対してトランクルームには、屋外型と室内型の2つのタイプがあり、それぞれ環境に違いがあります。

屋外型トランクルームは、貨物用コンテナや物置を貸しているタイプで、空調などの設備は付いておらず、家の物置のような感じです。

室内型トランクルームは、建物の中に収納スペースがあるタイプで、空調などの設備が整っており、タイヤ保管サービスの倉庫に近いかそれ以上の環境です。

ですから、タイヤに最適な環境を選ぶなら室内型トランクルームがおススメです。

しかも、トランクルームの場合すぐに取り出すことができるので、今日明日タイヤを交換したいときはすぐに対応することができます。

タイヤ保管サービス
・安全で最適な環境の倉庫で保管
・取り出すのに3日~1週間かかる
トランクルーム
・タイヤを保管するには十分な環境
・いつでも取り出せる

かかる費用は?

タイヤ保管サービスは、タイヤのサイズと預ける期間でプランが用意されています。

タイヤのサイズは、軽自動車、普通車の13-16インチ、17-20インチ、20インチ以上で分かれていて、大きいほど価格も上がります。

また期間は、4ヵ月の短いコースから1年とシーズンを超えるプランもあります。

ただし、1ヶ月単位でプランがあるわけではなく、短期か長期の2プラン程度になります。

1年保管する際の費用の目安は次のようになります。

軽自動車 1万円
13-16インチ 1万2千円
17-20インチ 1万5千円
20インチ以上 1万8千円

対してトランクルームは、基本的にスペースの広さで料金が決まります。

また、設備が充実している室内型の方が賃料がやや高い傾向にあります。

しかし、屋外型は設備が無い分、室内型よりも広いスペースを低価格でレンタルできるメリットがあります。

タイヤを横置きできる半畳サイズ(0.5帖)を1年利用する場合の費用の目安は次のようになります。

屋外型トランクルーム 4万8千円
室内型トランクルーム 6万円
タイヤ保管サービス
・サイズと期間で変わる
・1セット1年で1~2万円程度
トランクルーム
・スペースの広さで変わる
・半畳サイズは1年で5~6万円程度

預けられないものはある?

タイヤ保管サービスは、一般的な自動車のタイヤであれば基本的に預けられますが、外国車タイヤやトラックタイヤ、高級ホイール付きタイヤなど、一部のタイヤは預けることができません。

また、高級なホイールは補償の対象外になりえるので、受け付けてくれないことがあります。

さらに、預けるお店で購入したタイヤしか預けることができないという制約があると、持ち込みタイヤは受け付けてくれません。

そして、タイヤ以外の部品は対象外ですので、ナットやホイールキャップなども預けられません

対してトランクルームは、どんなタイヤでもスペースに収まるなら何本でも収納することができます。

また、ナットやホイールキャップ、カーメンテナンス用品も一緒に収納できるので、ガレージ収納として活用することもできます。

ただし、荷物にトラブルがあっても損害されないため、基本的に収納はできません。

高級なタイヤやホイールを収納するのは控えたほうがいいでしょう。

タイヤ保管サービス
・特殊なタイヤや高級なホイールは不可
・タイヤ以外のパーツは預けられない
トランクルーム
・様々な荷物が収納できる
・高価な荷物は収納できない

解約することになったら?

タイヤ保管サービスは、契約満了後に解約する場合、1-2ヵ月前に契約更新しないことを連絡します。

満了であれば、別途で支払う費用はありません。

契約満了前に途中解約する場合も連絡は同様ですが、支払った分は返金されないか、1ヵ月分を手数料として取られるなどされます。

対してトランクルームは、解約の1ヵ月前には連絡します。

契約期間はありますが、満了時でも途中解約でも違約金などは基本的に発生しません

もし、最低利用期間が設けられているなら、その期間が過ぎれば違約金などを取られることはありません。

タイヤ保管サービス
・解約の2ヵ月前頃には連絡する
・払った分は戻ってこない場合が多い
トランクルーム
・解約の1ヵ月前には連絡する
・基本的には解約費用はなし

どちらのサービスが自分に合っている?

自分に合ったサービスがどちらか悩む女性

タイヤ保管サービスは、タイヤ関係のことなら全てお任せできるサービスです。

タイヤ保管サービスがおススメの方は

重い荷物を運ぶことが難しい
車のことは専門業者に丸投げしたい
とりあえずタイヤだけどかしたい
シーズンに合わせてしっかり計画できる

対してトランクルームは、スペースを借りてたくさんの荷物を預けられるサービスです。

トランクルームがおススメの方は

カー用品全般を収納できる場所が欲しい
タイヤ交換やメンテナンスは自分でできる
時間の融通が利く方がいい
自分でちゃんと管理したい

トランクルームで上手にタイヤを収納する方法

倉庫に入れたタイヤ

トランクルームでタイヤを収納するなら、正しく収納しないとタイヤがすぐダメになっちゃう可能性も。

そこで、タイヤを長持ちさせる収納のコツをご紹介します。

手軽な作業ぜひ参考にしてみてください。

トランクルームは屋外型でもOK、理想は室内型

屋外と室内のトランクルーム

タイヤ収納の基本は、タイヤに日光が直接当たらないこと、水分やホコリにさらされない場所にすることです。

それで、タイヤ収納をメインでトランクルームを探すなら、まずは室内型トランクルームを探してみてください

室内型トランクルームは、空調を導入しているお店が多いので、真夏でも暑さの影響を受けにくい環境が整っています。

また、室内なのでホコリもほとんどなく、セキュリティもしっかりしているのでかなり良い環境です。

とはいえ、屋外型トランクルームも基本条件は満たしていますので収納には問題ありません。

ただし、空気がこもりやすいので熱の問題は避けられないので、空気の流れ少しでも良くする工夫が大切です。

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洗浄してしっかり乾燥させる

倉庫に入れる前にタイヤを洗浄している

次に、タイヤを収納する前の準備です。

タイヤには、泥砂の汚れや油分、化学物質が付着していて、その状態を放置すると劣化を早めてしまいます。

ホイールも汚れを放置するとサビてきてしまいます。

ですから、収納前の洗浄は欠かせません。

もし、自宅で洗浄するのが難しいなら、コイン洗車機が手軽でオススメです。

仕上げはタイヤ用のウェットシートを使うと水が必要ないので便利ですよ。

さらに、挟まっている石は、気になる大きさのものだけやさしく取り除いてあげてください。

最後にしっかり乾燥させます。

乾いていないと湿気でダメージを与えることになるので、直射日光をさけた風通しの良い場所で干しましょう

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タイヤにカバーをする

専用カバーをかけたタイヤ

しっかり乾燥させたら、カバーをします。

カバーの主な目的は、紫外線、水分、ホコリのガードですのでトランクルームなら必要なさそうですが、タイヤからでる臭いの拡散防止、タイヤに触れた物への汚れ防止、さらに持ち運びの便利さを考えると、カバーはマストといえます。

ですので、タイヤ部分だけカバーするものよりは、全体を覆えるものの方が良いでしょう。

また、トランクルーム内は紫外線や水分は無いのでビニールに包むだけでもOKです。

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横置きで負担を少なくする

倉庫に収納したタイヤ

最後に収納するときの置き方です。

まず、室内型であれ屋外型であれ、収納庫内の空気が流れるようにしておけば熱がこもりにくくなります。

それで、すのこを下にひいてその上にタイヤを置くようにしましょう。

置き方は、ホイール付きなら横置き、タイヤだけなら縦置きにすることで、タイヤにかかる負担を少なくすることができます。

トラだむの顔

執筆者:トラだむ

「初心者でもわかりやすい!」を目標に、トランクルームの選び方や使い方、収納にまつわるノウハウなどをご紹介しています。
2015年からトランクルーム経営に関わり、関東を中心に展開。活用方法だけでなく経営や運営のノウハウも日々勉強中。シンプル生活を目指していますが、ガジェット類が大好物なので荷物がいっぱい。

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