トランクルームでこれやってもいい?ちょっと気になる9つの使い方
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トランクルームは荷物を収納するスペースをレンタルできる便利な生活サービスです。
使い方は様々なので、攻略した使い方を紹介しているネット記事も増えてきています。
自分専用の自由なスペースとして使いたい!とお考えの方も多いかもしれません。
でもちょっと待って!その使い方はマナーやルール違反になるかも!
活用の幅を広げたいとしても、やりすぎると他の利用者や運営会社とトラブルになるかもしれません。
そこで、トランクルームでこれやってもいいのかな?といった、ちょっと気になるけど分からない9つの使い方を、プロの目線で解説します。
目次
トランクルームの基本的な使い方をおさらい
まずは、基本的な目的と使い方をおさらいしましょう。
トランクルーム、レンタル収納、貸倉庫といったサービスの目的は、荷物の収納です。
つまり、それ以外の使い方は想定されていません。
さらに、トランクルームは他の利用者も使用する共用部分があることや、室内型になると空気が他の収納庫にも流れることになります。
つまり、自分の収納庫の周りの環境も考慮に入れることも大事なポイントです。
では、この基本的な使い方を覚えておきながら、紹介する使い方が問題ないのか確認していきましょう。
使い方① 楽器演奏
楽器を収納すると、時々チューニングしたり、試し弾きや試し吹きをしたくなることってありますよね。
でも、大きな音は他の利用者や近隣への迷惑になってしまい、トラブルに発展する可能性があるかもしれません。
ですから、トランクルームで楽器演奏は控えるようにしましょう。
スピーカーや音の出る機器を使うことも同じです。
小さな音なら?ヘッドホンするなら?と配慮しながらできるのであれば、少しの時間で簡単に済ませる程度にしておくといいでしょう。
基本的に、トランクルームは楽器をメンテナンスするのに良い環境ではないですので、一度トランクルームから取り出してからゆっくりメンテナンスしてあげましょう。
使い方② コンセントの使用
トランクルームを利用していると電源が欲しいときってありますよね。
例えば、バッテリーをチャージできるようにしたい、照明を備えたい、簡単に機器の動作チェックをしたい、などなど。
コンセントの利用は、設置されている場所で次のように判断できます。
まず、通路にあるコンセントですが、通路は共用エリアですので荷物があると収納ではなく放置となります。
ですから、通路のコンセントはトランクルーム利用者のために用意されたものではないので、使用は控えましょう。
次に、収納庫内にあるコンセントですが、こちらは使用できる可能性がありますので、運営会社に問合せてみてください。
ちなみに、ポータブル電源を持ち込んで使用するのは問題ありません。
トランクルームでコンセントを使用するにあたっての注意点が3つあります。
1つ目に、使用しっぱなしだと何かあった時にすぐ対応できないというデメリットがあります。
コンセントの利用が原因でご自身の機器が故障しても運営会社は対応しませんし、逆にトランクルーム側の設備を故障させてしまうと弁償になりますので、注意しましょう。
2つ目に、電気代がとてもかかるような機器の使用は控えたほうがいいでしょう。
過剰に電気代がかかると、請求される可能性があります。
3つ目に、臭いや香りが出る、水滴が発生する、発熱するような機器は控えましょう。
自分や他の利用者の荷物にダメージを与えてしまうかもしれませんので、施設内の環境に影響がないような機器の使用にとどめたほうが安全です。
使い方③ DIY作業
DIYをしたいけど、自宅だと近所迷惑になりそうだからトランクルームでできないかな?と思ったりしませんか。
工具も収納できるし材料のストックも置けるトランクルームで、いろいろな作業もできたらいいですよね。
でも、トランクルームでDIY作業はできません。
トランクルームで作業すると、ホコリや臭いが広がり、収納庫内の環境が悪くなってしまうからです。
また、作業中に収納庫の壁や床を傷つけてしまう危険もあります。
自分や他の利用者の荷物の安全を考えると、切ったり削ったり塗ったりといったDIY作業は控えたほうが良いでしょう。
とはいえ、収納庫に棚を設置するために行う組み立てなどの作業は問題ありませんので、どんどんやっちゃいましょう!
もし、どうしてもトランクルームと一緒に作業スペースも欲しいなら、DIY作業ができるトランクルームもありますので、検討してみてはいかがでしょうか。
例えば、「加瀬のレンタルボックス」には「ガレージ倉庫」という室内型の大型倉庫があります。
音を気にせず、メンテナンスやDIY作業ができるので、そちらを検討してみてはいかがでしょうか。
使い方④ 道具のメンテナンス
トランクルームに収納した道具や工具をメンテナンスしたい時ってありますよね。
油を注したり、スプレーをかけたりといった作業になるかもしれません。
しかし、トランクルームで道具のメンテナンスをするのは控えたほうがいいでしょう。
ホコリやくず、オイルなどの液体で収納庫内を汚してしまう可能性がありますし、臭いが漏れると他の利用者の荷物に移ってしまう可能性があります。
基本的に、トランクルームに入れたい荷物に付いた汚れや臭いは、収納する前にしっかり落としてから収納します。
その方が、収納庫の中やフロア全体を荷物にやさしい環境にすることができます。
もちろん、他の荷物や空間に影響がないメンテナンスであれば全く問題ありません。
使い方⑤ 着替え
トランクルームに収納している服にその場で着替えたい時ってありますよね。
トランクルームで着替えることは問題ありません。
例えば、スポーツウェアを収納してトランクルームで着替えてからジムに向かったり、通勤の自転車置き場にしつつ着替えて出社するといった、ロッカー感覚の利用ニーズも増えています。
ただし、注意する事として、他の利用者に配慮し通路などの共用エリアで着替えるのは控えましょう。
収納庫の中で扉をしっかり閉めてから着替えるならトラブルを避けられるでしょう。
使い方⑥ ゆっくり過ごす
トランクルームって自分だけのスペースといった感覚になるので、そこでゆっくり過ごしたいと思うことがありますよね。
収納した本を読んだり、コレクションを眺めたり…。
でも、トランクルームは利用者がゆっくり時間を過ごすことを目的とされていませんので、控えましょう。
特に室内型のトランクルームは、入退館管理をしているので、一定の時間が経過すると警備システムが作動する場合があります。
また、他の利用者が気づかずに施錠してしまうと、同じように警備システムが作動してしまいます。
ですから、出し入れや整理が済んだら、速やかに退館することが望ましいです。
整理や棚の組み立てなどで時間がかかりそうな時は、滞在時間を30分~1時間以内を目安にしておくとよいでしょう。
また、トランクルームで寝泊りする、飲食するといった行為も禁止されている場合が多く、即契約解除の対象になり得ます。
使い方⑦ 共同で使う
トランクルームを何人かで一緒に使いたい時ってありますよね。
仲間と趣味の収納場所として、チームの用具置き場としてなど、何人かでシェアして使えると便利ですよね。
トランクルームは、1つの収納庫を共同で使用することができますので、積極的に活用なさってください。
もしシェアリングするメンバーにも鍵を持っててもらいたい場合は、運営会社にスペアキーを依頼してみてください。
費用が掛かるかもしれませんが、スペアキーを用意できます。
シェアリングする際の注意点として、契約者は鍵の管理を徹底しましょう。
色々な人にカギが回ると、紛失などのトラブルが起きやすくなり、余計な時間と費用がかかってしまいます。
今誰がカギを持っているか十分に把握し、契約終了時は全ての鍵を返却できるようにしましょう。
使い方⑧ スペアキーを作る
家と同じようにトランクルームもスペアキーがあれば安心ですよね。
でも、勝手に鍵の複製をしても問題ないでしょうか?
トランクルームのスペアキーが必要なら、まずは運営会社に依頼してみましょう。
運営会社が対応できないようなら鍵屋でスペアキーを作ってもいいか確認しましょう。
勝手に複製するとトラブルになることがありますので、運営会社に問い合わることが望ましいです。
ただし、契約終了時に貸し出された鍵は全て返却する必要がありますので、紛失しないよう注意してください。
使い方⑨ 植物を収納する
トランクルームは、生き物や生ものは収納を禁止されていますが、植物ってどうなんでしょうか。
植物は生き物として扱われますので、これは契約違反となります。
植物には、空気清浄の効果やカビを抑制する効果などもあると言われているので収納庫のような締め切った空間には良さそうですよね。
しかし、収納庫の中は日光が入りませんし、枯れ葉や土のゴミが散らばったり虫が寄ってくることもあり、自分と他の利用者の荷物にデメリットが多く禁止されています。
とはいえ、造花やサンプルのような人工物は問題ありません。
ドライフラワーやプリザーブドフラワーなどを収納したいときは、密封されたケースに入れて収納すると良いでしょう。
マナーを守って気持ちよく使いましょう
以上、9つのちょっと気になる使い方をご紹介しました。
トランクルームは荷物を収納することが目的であり、ルールとマナーを無視した使い方はトラブルの原因になりやすいので十分に注意してください。
最近は、多目的な用途で使用できるトランクルームが増えていますので、収納以外の目的や希望があるならそのようなサービスを探してみることをおススメします。
サービス内容をよく確認して、みんなで気持ちよく使いましょう。