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引越しで荷物を一時預かりできる3つの方法をご紹介!メリット・デメリットや業者を徹底調査

引っ越し作業
※本記事にはプロモーションが含まれています。

引越しやリフォームなどで、荷物を一時的に預けるサービスの利用を検討されていますか?

家具や色々な荷物を預ける、または一時的に収納する先としてトランクルームは手軽で融通が利く良い選択肢です。

引越し等に伴う次のようなシーンでもトランクルームが役立ちます!

退去と入居のタイミングにずれがあるので、その期間だけ荷物を預けたい!
新居に置けなかった家具や荷物があるので、退避場所を確保したい!
建替えやリフォーム、リノベーションのために家具や荷物を置いておける場所が欲しい!

とはいえ、運搬などの作業量や費用の面など、自分の引越しに合った利用方法を見つけるにはどうしたら良いでしょうか。

この記事では、実際にどのように引越しでトランクルームを利用するのか、具体的な案や注意すべき点などをご紹介します。

引越しの時に荷物を一時的に預けられるサービスとは?

一時的に荷物を預けるサービスを検討する際、どんな形で預けることができるサービスか、特に引越しではどのように荷物を保管先まで運ぶかが主なポイントとなります。

では、引越しの時に検討したい3つの方法を詳しくご紹介します。

方法① 引越し業者が一時保管をしてくれるサービスを利用する

引っ越し業者

引越し業者が、トランクルームまたは一時的に保管してくれるサービスを使うことができます。

通常の通り荷造りをして運び出した荷物をいったん保管し、その後引越し先に運び入れて荷ほどきしてくれるというサービスです。

引越し業者の一時保管サービスのメリットとデメリットは?

最大のメリットは、全ての工程を1つの業者で完結できるので、スムーズに進めることができます。

もし、引越し業者とトランクルームを別々の業者に依頼する場合、それぞれの手続きや手配に手間と時間がかかります。

しかし、引越し会社が提供しているトランクルームを利用するなら、見積もりから作業終了までの全工程を少ないやり取りで終わらせることができます。

引越しは、荷造りや手続きなどでとても忙しくなり、細かいことに気が回らないこともありますので、少しでも煩雑にならないようにするこの方法がベストです!

とはいえ、引越し業者によって一時保管サービスの内容や条件が異なっているというデメリットがあります。

建て替えやリフォームに伴う引越しの場合にのみ対応している場合や、保管先として提携会社を紹介する形での対応になる場合があります。

ですから、サービスを提供している業者の中から自分のニーズに合う業者を探すのに少し苦労するかもしれません。

では、大手の引越し会社はどのような一時保管サービスを提供しているか見てみましょう。

一時保管をしてくれるサービスがある引越し業者ってある?大手の引越し業者9社を調べて見ました。

引越し業者が一時保管をしてくれるサービスについて、大手の引越し業者の対応を調べてみました。

業者名 サービス名 補足
アリさんマークの引越社 提携業者の紹介
アーク引越センター 荷物の一時保管(トランクルーム) 繁忙期にはすぐに運び入れできない可能性あり
アート引越センター 一時預かりサービス 保管期間と、保管後の搬入先住所が確定している場合のみ対応可能
サカイ引越しセンター 建て替えプラン 建て替え、リフォームに伴う引越しのみ対応可能
ハトのマークの引越センター お荷物一時預かり
ハート引越センター なし
ヤマト運輸 なし
日本通運 お荷物の一時保管 短期から長期でも対応可能
福山通運 家財の一時保管

方法② 自分でトランクルームを借りる

コンテナ型のトランクルーム

引越し会社が一時保管をしてくれるサービスの中から良いものがなければ、自分でトランクルームを借りる方法があります。

トランクルームは、今や日本中にある身近なサービスとなってきているので、地域名と「トランクルーム」で検索するとすぐに見つけることができます。

引越し先の近くにあるトランクルームを探して、荷物の量に合う広さの収納庫を必要な期間だけ借りるという流れになります。

引越しの場合、どうやってトランクルームまで荷物を運ぶ?

普通は利用者自身がトランクルームへ運ぶものですが、配送業者に配送を依頼することもできます。

引越しとなると荷物が多いですので、運ぶ手段が無かったり、車の積載量が少ないときは配送業者に依頼することで効率的に荷物を運ぶことができます。

その際に利用できるのが、引越し業者や軽貨物配送サービスです。

全てお任せできるは引越し業者で、荷物の運び出しから運び入れまでサポートしてもらえますし、大量の荷物にも対応できます。

費用を抑えるなら軽貨物配送サービスで、基本的には荷物の積み込みと積み下ろしのサポートのみとなり、軽トラックや軽バンサイズの配送車で運んでもらえます。

詳しくは「配送サービスの活用」をご覧ください。

しかし、引越し業者や軽貨物配送サービスなどのサービスを利用すると費用がかさむというデメリットがあります。

引越し元からトランクルームへの配送と、トランクルームから引越し先への配送で、2回依頼しなければならないからです。

その代わりに探したいのが、運搬サービスを提供しているトランクルームです。

手軽に出し入れできるようにトランクルーム業者が用意している配送サービスで、細かい内容は業者によって異なります。

よくあるのが、提携している軽貨物配送サービスを紹介するタイプのもので、プランが充実していたり、割引や特典があるのが魅力で、中には引越し専用のプランもありますので、探す価値があります。

もう一つのタイプとして、トランクルーム業者にいる専門のスタッフが自宅とトランクルーム配送をしてくれるタイプがあり、オプションサービスとして依頼するか、もともと数回分の運搬サービスが付帯しているといったこともあります。

このような配送サービスを提供してるトランクルームはとても便利ですが、デメリットは提供しているトランクルームを探すのが難しいということです。

運搬サービスを提供しているトランクルームが日本にはまだまだ少なく、しかも配送してもらえるエリアが限定されています。

特に都市圏などの都会的なエリアで発達しているサービスですので、地方では見つからない可能性が高いと言えるでしょう。

配送サービスがあるトランクルームってある?人気のトランクルームを調べてみました

便利な配送サービスを提供しているトランクルームを4社ご紹介します。

エアトランク
サービス名 スペース管理サービス
特徴 自社スタッフが無料で自宅とトランクルーム間の配送をしてくれる
料金 対応エリア内は無料
対応エリア 東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、愛知県、大阪府、兵庫県。エリア外へは有料で配送可能
積載量 30点まで
最低利用期間 なし

エアトランクについてもっと知るなら

収納ピット
サービス名 お荷物運搬サービス
サービス内容 提携業者による配送で、引越し先への配送にも対応
料金 運搬距離+作業時間
対応エリア 全国
最低利用期間 1ヶ月以上
ユースペース
サービス名 らくらく運搬サービス
特徴 東都引越センターとコラボしたオプションサービス
料金 11,000円~
対応エリア 北海道、宮城、山形、福島、山梨、茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉、東京、神奈川、岐阜、静岡、愛知、三重、滋賀、大阪、兵庫、奈良、京都、和歌山、岡山、広島、徳島、香川、愛媛、高知、福岡、鹿児島
積載量 要確認
最低利用期間 1ヶ月

自分でトランクルームを借りる時は「最低利用期間」に注意!

自分でトランクルームを借りる時は、必ず「最低利用期間」を確認しましょう。

トランクルームは基本的に「最低利用期間」つまり〇ヶ月間は利用してくださいという契約条件があります

引越しに伴う利用のほとんどは、保管期間が1~3ヶ月のみといった短期になるケースが多いので、最低利用期間より少ない期間になる可能性があります。

この期間は業者によって色々で、2ヶ月~6ヶ月程度あるので、短期で利用したいという方は「最低利用期間」が短いか、または短期プランがあるような業者を探しましょう。

では、大手のトランクルームでは「最低利用期間」がどれくらいの期間で設定されているか調べてみました。

業者名 最低利用期間
ハローストレージ 開始月の翌月末まで
セーフティトランク 1ヶ月以上
TERRADA トランクルーム 1日
キュラーズ 1ヶ月以上
加瀬のレンタルボックス 1-2週間
センカクのトランクルームピエロ 1ヶ月以上
ドッとあ~るコンテナ 1ヶ月以上
スペースプラス 1ヶ月
ストレージ王 1ヶ月以上
オレンジコンテナ なし

このように、おおよそ1ヶ月が大手の目安となりますが、業者によって様々ですので注意しましょう。

とはいえ、期間については交渉の余地があると思いますので、最低利用期間が利用したい期間より長いとしても、一度問い合わせてみることをおススメします

方法③ 宅配型トランクルームを利用する

荷物を受け取る宅配業者

ご自分で荷造り荷ほどき等ができるなら、宅配型トランクルームを利用する方法があります。

宅配型トランクルームとは、大手の宅配業者に荷物を渡すだけで預けることができるサービスです。

方法②のトランクルームとは違い、「倉庫業」という国の許可を得ている業者が、セキュリティー万全の専用倉庫で保管してくれます。

スペースプランがある宅配型トランクルームは?

スペースプランがある代表的な宅配型トランクルームです。

宅トラ(たくとら)
プラン名 ボックスタイプ
ラインナップ ●ミニボックス
(幅104cm×奥行104cm×高さ130cm)
●レギュラーボックス
(幅104cm×奥行104cm×高さ170cm)
月額料金 5,478~6,600円
配送料 サイズによって変動 1,840円~
対応エリア 全国(一部制限エリアあり)
AZUKEL(アズケル)
プラン名 スペースPLAN
ラインナップ 0.1~4.0畳
月額料金 1,100~30,360円
配送料 預け入れ配送料:無料
取り出し配送料:サイズによって変動 1,034円~
対応エリア 東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県
ものくる
プラン名 一時保管プラン
ラインナップ 幅130cm×奥行146cm×高さ130cm
月額料金 1ヶ月 27,280円
2ヶ月 34,980円
3ヶ月 41,580円
配送料 配送料込み
対応エリア 東京都、神奈川県(一部)、埼玉県(一部)

宅配型トランクルームの「スペースプラン」に関する詳しい情報は、「【2023年版】宅配型トランクルーム25社をプロが徹底比較」をご覧ください。

宅配型トランクルームでも家具などの大きな荷物を預けられる?

はい、預けることができます

ほとんどの宅配型トランクルームは、専用のボックスに荷物を入れて宅配業者に渡すスタイルですが、家具や家電なのどの大きな荷物も預けられるプランを用意している業者があります。

「スペースプラン」や「カーゴプラン」といった名前のプランになっていて、色々な広さのラインナップの中から自分の荷物の量に合った広さを借りる、というものです。

引越し先にも届けてくれるの?費用は?

引越し先、つまり発送した住所以外への配送も可能です。

取り出す際に配送先を指定すると、配送料金を知らせてくれます。

ただし、大型の荷物の場合、サイズや重さからすでに配送料金が決まっている業者と、荷物ごとに料金が変動する業者がありますので、配送料金がどのように設定されているか事前に確認しておきましょう。

引越しの時に一時保管する時の注意点

困っている夫婦

引越しの時に一時保管するときに、気を付けるとよい点がありますのでご紹介します。

上の3つの方法のどれでも当てはまる内容となっていますので要チェックです。

どんな荷物でも預けられるわけではない

トランクルームには基本的に、どんな荷物でも預けたり収納することができるわけではありません。

預けられない荷物の一例として、高価な貴金属品や衣類、燃料などの危険物、生ものや植物などが挙げられます。

引越しの荷造りの際に、なんでも箱に入れて保管してもらえるというわけではないので、うっかり入れてしまわないように、分別しながら荷造りする必要があります。

欲しい荷物をすぐに取り出すことができない

預けたもののあとで必要になったので取り出したい、ということがあるかもしれません。

もちろん預けた後から荷物を取り出すことは可能です。

しかし、取り出すには発送の準備や配達に時間がかかり、配送料も発生します。

気軽に取り出したり、戻したりできるものではないので、預ける荷物は慎重に選びましょう

唯一、自分でトランクルームを借りてそのトランクルームへと向かえる距離だった場合に限り、大抵24時間営業ですので、すぐに荷物を取り出すことができます。

まとめ

引越しで荷物を一時預かりできる3つのサービス、そのメリットとデメリット、そして対応している業者をご紹介しました。

この中でも特におすすめなのが、自分でトランクルームを借りる方法です

荷ほどきが落ち着くまで自分のペースで少しずつ取り出しができますし、収納が足りない時には物置としてそのまま利用を続けることもできるので、引越し先の状況に合わせて収納場所を残すかどうか後で選択できるという点では便利だといえます。

このように、引越しや建替えやリフォームなどで荷物を預かってくれるサービスはたくさんあり、今後もっと選択肢が増えていくと思います。

自分にピッタリ合うサービスを見つけるのが難しいときもありますので、この情報を参考にしていただけたら幸いです。

トラだむの顔

執筆者:トラだむ

「初心者でもわかりやすい!」を目標に、トランクルームの選び方や使い方、収納にまつわるノウハウなどをご紹介しています。
2015年からトランクルーム経営に関わり、関東を中心に展開。活用方法だけでなく経営や運営のノウハウも日々勉強中。シンプル生活を目指していますが、ガジェット類が大好物なので荷物がいっぱい。

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